徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

ひとりキャンプ その11 半年ぶりの川辺で長い朝をすごす

渋滞と知りながら、混んだキャンプ場を目指す 

我慢できず、2週連続でキャンプへ。3連休の初日なので、道が混んでいる。

FMのゴンチチの番組では、また民謡クルセイダーズを流していた。
ピーター・バラカンの番組の配信も聴く。ブルース・スプリングスティーンがR&Bのカバーアルバムを出すらしい。


高速道路の渋滞を経て、3時間近くもかかって1時過ぎに到着。
キャンプ場も家族連れなどでかなり混んでいたが、河原でなんとかスペースを確保。
9月に来たときは、この河原、全面が夏草で覆われていた気がするのだけど、特に刈り込んだ跡もない。少しはスペースが残っていたのを見落としていたかもしれない。
4月に来て以来、この河原でテントを張るのは半年ぶりになる。
前日は雨だったが、この日の降水確率10%で0mm。川のすぐそばでも増水の心配はないだろう。

いつものスーパーへ買い物に。
シャインマスカットが「熟れすぎ」という理由で400円ほどで売られていた。

またバンドックソロドーム。前面を跳ね上げもせず、シンプルにテントを張っただけ。

遅い昼食:髙柳のうどん(ねぎとアジフライ入り)、シャインマスカット

朝食を食べそびれ、この日初めての食事は午後3時頃だったか。本当は天ぷらうどんにしたかったけど、アジフライも美味。シャインマスカットもおいしい。

 


夕食:さんまの炭焼き、まぐろ中おち、ビール、日本酒

新物のさんまはまあまあだったが、いつも乗せる皿がなくて苦労する。
まぐろの中おちは、皮からこそげとるのに苦労したが、美味。

 


夜食:ごはん少々、鶏もも焼き鳥風

河原には近くに他に二組。二人組とソロ。ソロの人は早々にテント内にこもっている。
テント内ですごすって楽しいんだろうか?

焚き火で温もりながら"HENTAI"を聴く

夜になると寒い。焚き火とウルトラライトダウンでちょうどいい。下はジャージ。風が弱く、火の粉も飛ばず、服をこがすことはなかった。
ひたすら焚き火、炭火、焚き火。


そして、またラジオを聴いている。今日もっとも印象的だったのは、渋谷陽一の番組でロンドンの人(かな?)がライブを絶賛していたROSALÍA。スペインの人。"HENTAI(ヘンタイ)"という美メロ、美ボーカルの曲。

ささやくボーカルはビリー・アイリッシュを連想させる。赤坂さんの番組の「シスター」特集で流れてたな、ビリー・アイリッシュ。お兄さんがプロデューサーらしい。恐るべき兄妹。
初めてピーター・バラカンInter FMの番組まで配信で聴いてみる。リモートで生放送だったそうだ。そういえば、土曜の朝の番組もリモート収録だった。

テントの中は快適だったが 

予報では最低気温は12度。ナンガのダウンシュラフは暑いほどで寒さの心配はなく、コットは寝心地がよい。
しかし、12時頃に寝たものの、4時前に起きてしまう。
テントの中で、ひたすらラジオの音楽を聴いている。そして、ときおりネット対戦で将棋をし、ときおりマンガを読み、ときおり眠れないかと試す。

何をしに来てるんだろう。
長時間、テントの中で、イヤホンで耳をふさぎ、スマホを見る。
家なら簡単なのに、不便な状況で調理をする。
渋滞を我慢してまで、こんなことをする意味とは?
焚き火に没頭して、浮世を忘れるためだろうか。



それでも雨じゃない朝はいい

寝るのをあきらめ、7時前にテントの外に出る。
明るい曇り空の下、結露したテントをゆっくり乾かす。

夜、焚き火を眺めながら飲み食いするのもいいけど、朝の少し冷たい空気の中ですごす時間がいい。多少寝不足だったとしても。

何度も来ている場所だし、テントが点在するので、付近を散歩する気も起きない。

朝食はまたもや冷凍水餃子。付属のたれで食べたけど、やはり、朝は味噌スープにしたほうがおいしい。
コーヒーを2杯。

お昼に近くに住む友人と会う。