徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2012-01-01から1年間の記事一覧

河野太郎、牧野洋「共謀者たち 政治家と新聞記者を繋ぐ暗黒回廊」

自民党議員河野太郎と元日経記者が、 それぞれの立場から政治とマスコミの癒着を憂う。 たしかに東京新聞だけノリが違う。

大須賀健「ゼロからわかるブラックホール」

半分以上の銀河の中心にブラックホールがあることが観測されている。 ブラックホールは宇宙誕生の初期から存在した。 ブラックホールは周囲のガスを高速で吸い込み、ガスはそのときの摩擦で発光する。 ガスは円盤状に回転しながら吸い込まれていく。 ジェッ…

村上福之「ソーシャルもうええねん」

プログラマーでIT企業経営者の筆者のブログ? 富士そばなう

孫崎享「戦後史の正体」

元外交官が、いかに日本が米国の奴隷国家となったかを描く。CIAが暗躍し、米国に不都合な首相はすぐに首をすげかえられ、 日本国民が懸命に稼いだ大金が米国に強奪されてきた歴史。 そしてTPP。野田民主、安倍自民、橋下・石原の第三極……。米国の日本支配に…

アルヴォ・ペルト

http://youtu.be/TJ6Mzvh3XCc アルヴォ・ペルト 鏡の中の鏡 Arvo Pärt- Spiegel im Spiegel

山本一力「ジョン・マン 大洋編」

捕鯨船に拾われた万次郎ら。 ハワイに立ち寄ったあとで北米の母港へ。

三浦しおん「舟を編む」

カバーは「大渡海」のカバーを模したもの。 カバーを取った表紙のマンガはいただけない。 真締はこんなルックスではない。 中身はまあまあおもしろかった。さすが本屋大賞。 女性作家にはなじみがないがちゃんと読めた。 これCLASSY.の連載だったんだな。

池井戸潤「鉄と骨」

「ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図」NHK ETV特集取材班

事故後まもなく放映されて話題となった、同タイトルのドキュメンタリーができるまで。 取材の過程をさまざまな取材者の視点から振り返ったもの。 マスコミの存在意義と、学者の存在意義。 あのころ大阪大学の教授がNHKで、 「原子炉の健全性は保たれています…

「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」大鹿靖明

著者は朝日新聞記者。しかし、発行は講談社。 1.事故時の政府・関係機関の対応。 2.事故後の東電を巡る金の動き。 3.脱原発を唱え始めた首相と経産省の戦い。

ドストエフスキー「悪霊」1、2、3、別巻

解説が面白い。

森永卓郎「庶民は知らないデフレの真実」

庶民の必読書。 この人の見込みが当たるかどうかはわからないけど、 このままだと金持ちがより金持ちになる社会が完成していく。 それは確か。

諸富祥彦「人生を半分あきらめて生きる」

著者は心理学の教授でカウンセラー。 だけど、その情けないユーモアが面白い。 失恋を引きずってるという告白が面白い。 なぜこの本を書いたかというモチベーションも興味深い。それはさておき、本論の部分は納得。

ロンドン五輪開会式・閉会式と、映画「英国王のスピーチ」

ロンドンオリンピックの開会式では、数々の英国ロックの名曲が紹介された。地下鉄風パフォーマンスのときの音楽は、ザ・ジャムの「ダウン・イン・ザ・チューブステーション・アット・ミッドナイト」。これがロック1曲目だった? で、驚愕の一曲は、セックス…

NHKスペシャル「メルトダウン 連鎖の真相」7月21日

国会事故調査委員会の報告書でも、東電の報告書でも触れられていない問題が、7月21日放送のNHKスペシャルで指摘されている。 ●国内の26ある沸騰水型の原発にいずれも設置されている 「SR弁」の構造上の欠陥の問題大量の放射性物質を放出するに至った福島第一…

サンボマスター「ロックンロール イズ ノットデッド」

震災後、もっとも注目すべきバンド、サンボマスターの、 移籍後はじめてとなるオリジナルアルバム。1曲目はタイトル曲。 The Whoを感じさせるイントロと、そこからの展開はまさに王道。サンボマスターが今この時代にこの日本でロックンロールをやるとこうな…

大栗博司「重力とは何か」

ヒッグス粒子については触れられていなかった気がする。 相対性理論、量子物理学、統一理論の話。

イニエスタ

EURO2012の大会MVPはスペイン代表MF、アンドレス・イニエスタ。「僕はマン・オブ・ザ・マッチや大会最優秀選手になるためにプレーしている訳ではない。ましてやバロンドールなど全く頭にはない。個人タイトルはしかるべき人がしかるべき形で選べばよい。自分…

サンボマスター/あなたのことしか考えられない〜STUDIO LIVE 2012.3.11 ほか

2012年3月11日放送のスペースシャワーTV特別番組『MUSIC SAVES TOMORROW SPECIAL』内でレコーディングスタジオからの生中継ライブ映像。 放送当時、このライブ演奏は大きな反響を呼び、遂にYouTubeにて公開。 そして、PV。 この動画は反則だろ……。 ■スマート…

鈴木智彦「ヤクザと原発」

実話系雑誌の元編集長の著者が、1Fに潜入。

伊坂幸太郎「PK」

どんな話だっけ? 忘れた。

松本清張「黒革の手帖」(上・下)

昭和五十年代って、こんな「古かった」のか。 ・クラブのホステスは和服 ・クラブのママが住んでるのはアパート ・鴬谷にはラブホテルでなく連れ込み宿

東北へ 4日目

二日酔いで苦しい。 昨日のお店の人のおすすめにしたがい、船を見に行く。 一年をすぎても打ち上げられたままの船。多くの見物人。 別のホテルの温泉につかる。 そして、ふかひれラーメンを食べに。 店の名前は新京といっただろうか。 昨日のお店の人のおす…

東北へ 3日目

早朝。石巻では魚市場が再開していた。 なんていう魚だっけ。 教会の像だけが残る中洲。 その後、高台の公園から、街を眺める。 桜が満開の公園をあとにして、女川町へ。 女川町。高台の病院から。 高台の病院の1階も津波に飲まれた。 女川町の中心部には、…

東北へ 2日目

仙台市若林区へ。がれきを積んだダンプカーがひっきりなしに行き交う。 ポツンと畑がある。ガッツだ。 荒浜地区にはこんな看板が。 荒浜小学校の校庭には壊れたバイクなどが並んでいた気がする。 「懐かしい未来へ」という手書きの看板を見たのは、このあた…

東北へ 1日目

ふと思い立ち、東北自動車道に乗った。 二本松インターを降り、南相馬方面へと車を走らせる。 飯館村には桜が咲いていた。歩く人影はない。 村民の運転するパトロールの車とすれ違う。 飯館村役場の近くには、村を守る人たちが詰めていた。 飯館村を抜けて海…

五木寛之「親鸞」(上・下)

藤沢周平「長門守の陰謀」

短編集。 最後の一篇である表題作は、荘内藩のお家騒動。

向井敏「海坂藩の侍たち」

おもに藤沢周平全集の各巻に添えられた解説を集めたもの。 『用心棒』、歴史小説についてのコメントなど、うなずける部分が多い。 ただ、山本周五郎のことをここまで悪く言わなくても。