徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

クズという美学:映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』

昨年、ザ・ポーグスのシェイン・マガウワン(マクガワン? マガウァン?)が死んだ。

ラジオ番組でピーター・バラカンが勧めていたので、数ヵ月前にこのドキュメンタリー映画を配信で観た。

内容はほとんど忘れてしまった。

 

クズなような酔っ払いの彼だが、音楽に対しては誠実だった。

アイリッシュ・ミュージックへのリスペクト。

大ヒットし、おなじみのクリスマスソングとなった曲『ニューヨークの夢(Fairytale Of New York)』。

 

映画でジョニー・デップにインタビューされているシェイン本人の話し方、さらに笑い方が、並外れて下品なところが印象的。

「クズだからこそ可能な芸術表現」があることを、身をもって示した人物。

 

昔々、ポーグス好きの友人がいたことを思い出す。

最近、よくこのバンドの曲を聴き直している。

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