徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

主人公のように、そんなときに、洗濯をし、アイロンをかけ、 料理を作り、プールに行く、そんな生活が送れるのか。でも、最後の電話。こんなやつだけど、やっぱりもう失いたくないんだ。 ところで主人公はなぜあの彼女がいいのか? 能力が高いから?喪失感と…

伊坂幸太郎「バイバイ、ブラックバード」

5股をかけている男が、「バス」に乗る前に、 それぞれの女性に別れを告げに行く話。小説だったら、5股はありかもな。彼の小説で「正義」はあまり問題にされない気がする。 それを超えたところで、何かを問い直すというかね。