2014-01-01から1年間の記事一覧
実験的な2作は、男っぽい女が出てこない連作。 もろそうに見えて続いて行く日々。 もう1作は3光日の話。
いきなりシド・バレット「ジゴロおばさん」。 エアロスミスとカーティス・メイフィールド。音楽と車と下道と地方都市と仕事と自然と長い孤独と。
主人公が例の男と出会うのは新宿だったか。 著者のファンタジックな話を読むのは初めてだったか。 この小説もドライブする。下道を。山を越えて。
内容は忘れた
ピーズの曲がたくさん出てくると聞いていたが、 あんまり出てこなかった。ライブでは「日が暮れても」を「気が触れても」と 歌っていたというのは初めて知った。どこまでも続く真っ暗な中に束の間見えるほのかな光。解説も面白かった。映画も観てみようかな。
素数とリーマン予想。ゼータ関数のゼロ点、時計計算機、量子物理学……。 さっぱりわからないけど、雰囲気だけは。 ひも理論も出てくる。数々の数学者の物語。冨永星訳。
さっぱりわかんないけど、 9だか10だか、なんだかなんだな。なんでわざわざ今の宇宙ができたんだろう。ひもが三次元でひもだったら、 何次元では何なんだろ。 面か何かしらんけど。エネルギーが物質に変換されるなら、 時間と空間がゆがむなら、 物質もエネ…
著者は「清武の乱」の清武氏。 元々記者だし。最後にあまり得ではない仕事をがんばった人たち。「割を食った人たち」風に見えるけど、 なんていうか、どん底ではない。 それが悪いわけではないけれど。徹底した取材。面白い。
柳家喬太郎 擬宝珠(ぎぼし)
著者は元神戸新聞文化部記者。 登場人物の掛け合いが面白い。 「9八角」の一戦は、初手2六歩から、銀のぶつかり合い、 千日手模様からの馬と飛車の交換、そして、終局まで、 2007年のNHK杯、羽生善治対中川大輔戦の棋譜が忠実に再現されている。 解説の加…
故あって読むことになった。 フリーターと無職の女の子の話。
面白い。あっさり終わる。 また読むともっとわかるはず。死後の世界観に共感。レデプション・ソング。追記 震災もテーマにした物語ではあるけれど、 「死者の魂は生者のなかに生きる」という、 「ああ、よくそう言うけど、でもさ……」と反論されそうなことが…
下巻の戦闘シーンが長過ぎる。
ワールドカップは嫌いだ。 4年の時の早さを実感するから。 まあそれはいいとして。今回、ブラジルで日本は、 1戦目コートジボワール戦は30点のひどいサッカーをした。 2戦目ギリシャ戦は60点の実力未満のサッカーをした。 3戦目コロンビア戦は70点の間抜…
新訳で再読。 新潮社も新訳かぁ。いいね。 面白かった。ストリックランドはゴーギャンでなく、まったくの創作だということも。 「わたし」もモームでなく、まったくの創作であることも。笑いに満ちた小説。
浄土に行けるのか? 浄土に行くと信じることで、現世で救われると答える親鸞。
この本はすごい。 すべての国民が一読すべき。さんざん言われてきたことだけど、 現場に身を置いた人間の告白なので。いろんな意味で、驚異の一冊。「文学」としてもいいという意味でも。この項、いつかちゃんと書こう。
ドイツ人の曹洞宗住職が説く、日本人の宗教観。 キリスト教文化圏との違い。キリスト教圏では、労働は罰。 禅では作務が大切。Be here now.
仏教的な香り。 極めて普通のことだけど、なかなかできないことを説く。
久しぶりに読んだけど、この人、結構面白いじゃん。 覗き趣味など、性的嗜好全開。 写真についてる詩も味。 文体の肌触りがいいんだな。
知の逆転 (NHK出版新書 395) 作者: ジャレド・ダイアモンド, ノーム・チョムスキー, オリバー・サックス, マービン・ミンスキー, トム・レイトン, ジェームズ・ワトソン, 吉成真由美MITの教授らにインタビュー。 面白い。
結構面白いけど、後半が難しくてよくわからない。 あとがきにあった、日本人と仏教の関わりのほうが読みたい。この橋爪っていう人、仏教が好きなんだな。 うん。「輪廻」なんて釈迦が言ってたら、笑う。
官僚の書いた告発小説。 電力会社、政府と政治家、官僚、マスコミのどす黒い世界。 読み終えたのがたまたま2014年の元旦だった。