徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

クズという美学:映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』

昨年、ザ・ポーグスのシェイン・マガウワン(マクガワン? マガウァン?)が死んだ。

ラジオ番組でピーター・バラカンが勧めていたので、数ヵ月前にこのドキュメンタリー映画を配信で観た。

内容はほとんど忘れてしまった。

 

クズなような酔っ払いの彼だが、音楽に対しては誠実だった。

アイリッシュ・ミュージックへのリスペクト。

大ヒットし、おなじみのクリスマスソングとなった曲『ニューヨークの夢(Fairytale Of New York)』。

 

映画でジョニー・デップにインタビューされているシェイン本人の話し方、さらに笑い方が、並外れて下品なところが印象的。

「クズだからこそ可能な芸術表現」があることを、身をもって示した人物。

 

昔々、ポーグス好きの友人がいたことを思い出す。

最近、よくこのバンドの曲を聴き直している。

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生成AIに絵を描いてもらう

マイクロソフトの生成AIに絵を描いてもらった。

 

AIにどのように指示したのか忘れたが、色がよい。

 

適当に「複素数」という言葉を入れてみたら、幾何学的な絵が。

 

音楽的な言葉がキーワードだったのか、真ん中の少し下に指揮者のような人がいる。

 

古いレコードジャケットのイメージ。

 

これも古いレコードジャケットのイメージ。なぜか寂しそう。漢字のようなものが見える。

 

戦前のブルースマン

 

印象派の油彩風に。なんかイマイチ。

 

 

ひとりキャンプ その20 桜の散る週末、半袖で寝そべってみる

桜舞い散る夏日の週末に

「ヒロシのぼっちキャンプ」風にタイトルをつけてみようと思っているが、難しい。

さて、4月中旬の天気のいい土日に、半袖で出かけることにした。
事故渋滞のため2時間以上かけて、いつもの埼玉県のキャンプ場を目指す。

途中、桜並木を見つけて、ひとりでミニ花見。風で花びらが舞っている。

キャンプ場は少し混んでいた。
楽をしたいので、車のすぐ横にテントを張る。

この日のテーマは外で寝そべること

キャンプ場に桜はないが、しばらく寝転がって、木々と空を見上げる。

BGMは、ピーター・バラカンのラジオの“アストラルジャズ特集”で教えてもらった、マシュー・ハルソール。
彼は日本にも住んでいたことがあるそうで、『Kiyomizudera』という曲もある。
この風景にとてもなじむ。

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昼食は、三つ葉大盛りのえび天うどん。


ラジオ番組「真打ち競演」を配信で聴く。檜山うめ吉の俗曲。「かんたんごはん」の人。なぜ今まで知らなかったんだろう。
CDがオーマガトキなどから出ているよう。

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おやつは、スーパーの自家製しめ鯖。

夕食は、新たけのこ水煮と豚バラの炒め煮、三つ葉入り。
新じゃがホイル焼き。ビールと日本酒。

夜に来た客がいるらしい。深夜になっても数人で話しているようだ。
そして、近くの人のいびきがうるさい。

翌朝も晴れている

朝日がまぶしい。
ゆっくりとテントを干して、コーヒーを飲む。
朝食はじゃがいもホイル焼きの残り。

川を渡って坂道を散歩する。展望台で読書。
そして、近くの桜を探しに出かける。

小倉城址のふもとの大福寺。

少し離れた運動公園では、菜の花が咲いていた。

 

完璧な日

土曜日の朝方、人が集まる前に公園に行って桜を眺める。

所用で出かけたついでに、400mlの献血をして、バニラアイスをもらう。

駅前の花屋さんでパセリの鉢植えと、安売りの名前も知らない花を買う。

しょうがをたっぷり使った、豚のしょうが焼きを食べる。

地味だけど完璧な日だった。と日記には書いておこう。

「ワールドロックナウ」最終回と「サウンドストリート」

WORLDROCKNOWとソロキャンプ

昔は毎週のように渋谷陽一氏のラジオ番組を聴いていたが、長いあいだ、氏の番組の熱心なリスナーではなかった。

1997年に始まったという土曜夜の番組「ワールドロックナウ」もほんとんど聴いていなかった。

数年前から、ひとりでキャンプでするようになったことをきっかけに聴くようになり、懐かしロックではなく、常に新しい音楽を追求する氏の姿勢に好感を持っていた。

Rosalíaや、MitskiやRINA Sawayamaを、この番組のおかげで知った。

 

渋谷氏が体調を崩したことがきっかけで、この長寿番組が終了した。

伊藤正則氏が代打を務めた最終回の放送は3月30日。

 

サウンドストリートと38年前の『アキレス・ラスト・スタンド』

かつて愛聴していたラジオ番組「渋谷陽一サウンドストリート」。

今日から38年前の1986年3月、その番組の最終回で最後にかかった曲はレッド・ツェッペリンの『アキレス・ラスト・スタンド』だった。

今回の「ワールドロックナウ」最終回、ラス前の曲も『アキレス・ラスト・スタンド』。

数多くのリクエストが寄せられたという。

ひとりキャンプ その19 みすじの炭火焼きとラジオの名言

今回の忘れ物はコット  

スノーピークの株価が下がって、キャンプブームの終焉が叫ばれている。
ということは、晴れて暖かく風がない土曜日でも空いているかもしれない。
新たな場所が見つからず、またもや埼玉県のキャンプ場へ。

今回は忘れ物がないと思っていたのに、玄関に置いておいたコットを忘れた。
予想最低気温は5度。エアマットで大丈夫かとは思う。

 

また食料を買いすぎてしまう

生鮮食品が売りらしい、初めてのスーパーに立ち寄る。
いつもは肉より魚を優先しているのに、今回は珍しく肉を買う。
A5ランクの和牛のみすじ。160g980円。そして、いかを一杯。

テントを張る場所を確保したあと、近所の別のスーパーへ。

戻ると猫がいっぱいいる。
膝に猫。A cat on my knee.

f分の1揺らぎの音より、ラジオを選んでしまう  

キャンプ場に戻ると、近くに別の二人組がテントを立てている。

話し声が気になるので、ラジオを聴いてすごしたい。
ワイヤレスイヤホンの充電器が充電切れしているのに気づいて、USBコードを買いにまた車を走らせる。

遅い昼食:しいたけうどん、あじの刺身

夕食:やりいか刺身、げそ炭火焼き、そら豆焼き、みすじの炭火焼き、じゃがいもホイル焼き、新玉ねぎホイル焼き、牡蠣を軽くあぶったもの、ビールとワイン

すべてが、うまい、うますぎる。

ただ、どう考えても食べすぎだった。

今回も食材を買いすぎてしまった。

不要だったもの:ししゃも、パン、くるみ、米

ラジオでは、ピーター・バラカンの番組でボブ・テンチの追悼など。
ジェフ・ベックグループの人かぁ。

落語を聞くために選んだ聴き逃がし配信では、タブレット純に感動した。

予想通り、隣の客の声が高い。自分の家族だと思おう。夜が更けてゆく。

 

他人に「影響力」を与えていないことに絶望するのはやめよう 

朝食はコーヒーのみ。

「100分で名著」から派生したラジオの特別番組を聴く。
西田幾多郎善の研究』、「法華経」、アレクシェービチ『戦争は女の顔をしていない』について、専門家が語る。

 

気になった言葉のメモ。

若松英輔氏。

「自分のやってることが他者に向かって著しい『影響力』を持てないことに、無力感を感じることはやめたほうがいい」
「『影響力』で自分の営みを量ることがないように」

「『インフルエンス(影響)』は分かち合えない」「『意味』は分かち合える」

植木雅俊氏。

サンスクリット語の『アンアートマン』は『無我』ではなく、『我に非ず』」という説。自分以外の肩書などを自分だと思わないことが肝要。

ラジオ出演者の言葉に元気を得て、初春の散歩道を歩くことにする。

なぜ最近、企業CMが多いんだろう?

なぜ最近、製鉄会社のCMが多いんだろう?

たとえば、日本製鉄とJFE

 

なぜ最近、企業CMが多いんだろう?

NIDEC(旧日本電産)は社名が変わったからかもしれないが、TOPPAN(旧凸版印刷)は社名変更前からやっていた。

時代の変わり目なんだろうか?

 

CMにつられて、というか、USスチール買収のニュースを聞いて、日本製鉄の株を単元未満株で少しだけ買ってしまった。