徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

奥村倫弘 「ヤフー・トピックスの作り方」

なるほど、元読売新聞の記者が編集部長。

電子書籍の衝撃

本は好事家の嗜好品になるのか。

藤沢周平 「闇の傀儡師」(上・下)

吉村昭 「大本営が震えた日」

開戦前の情報秘匿エピソード。

井沢元彦 「逆説の日本史 1 古代黎明編」 

なに? これ? ロジックが完全に破綻してる。 なのに、一見そう見えない語り口。 いちばんたちの悪いタイプの本ですね。 「倭」のルーツは「環」? 本気で言ってるのかな…。 そんなバカっぽい仮説のもとに、えんえん論理が展開する。 トンデモ本って嫌いじゃ…

伊坂幸太郎 「重力ピエロ」

面白い。「善」とは何か? これまた「出生の秘密」が出てくる。

城山三郎 「官僚たちの夏」

昭和30年代の通産官僚。働きぶりはモーレツだけど、エリート意識もかなり。

トルストイ 「復活」(上・下)

ロシア革命前によく書けたな。

乙川優三郎 「さざなみ情話」

重苦しい場面が続く。

城山三郎 「黄金の日々」

堺の商人、るそん助佐衛門が主人公。堺出身の千利休、今井宗久・宗薫父子らの話。石川五右衛門も登場。捕らえられた善住坊が道ゆく人に、竹ののこぎりで首を切られていく場面。大河ドラマで、よくもあんなシーンを放映したもんだ。

司馬遼太郎 「大盗禅師」

家光治世の江戸時代初期、由井正雪の乱と明王室再興を計る鄭成功の話が一つになった幻想小説。まとまりがない話だから全集に入っていなかったのか? 「国姓爺合戦」は、「王の姓=朱」をたまわった「爺=えらい人」の話、という意味らしい。 司馬氏は徳川の…