徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2010-05-01から1日間の記事一覧

城山三郎 「黄金の日々」

堺の商人、るそん助佐衛門が主人公。堺出身の千利休、今井宗久・宗薫父子らの話。石川五右衛門も登場。捕らえられた善住坊が道ゆく人に、竹ののこぎりで首を切られていく場面。大河ドラマで、よくもあんなシーンを放映したもんだ。

司馬遼太郎 「大盗禅師」

家光治世の江戸時代初期、由井正雪の乱と明王室再興を計る鄭成功の話が一つになった幻想小説。まとまりがない話だから全集に入っていなかったのか? 「国姓爺合戦」は、「王の姓=朱」をたまわった「爺=えらい人」の話、という意味らしい。 司馬氏は徳川の…