徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2011-01-01から1年間の記事一覧

伊坂幸太郎「砂漠」

大学生5人の4年間。 名字に東南西北のつく男女4人と鳥井(イーソー・男)の話。 西嶋の話し方はステージ上のサンボ山口。 でも、キャラはちょっと違う。当たり前か。 ラモーンズ、クラッシュ、『新型セドリック』懐かしい。 サン・テグジュペリは未読。砂…

伊坂幸太郎「実験4号」

人類の多くが火星への移住をすませた時代、アマチュアロックバンドのベースとドラムが、火星から戻らないギターの「後藤を待ちながら」。小学校の片隅で見つけたダンボールには、ピーズを思わせる昔のロックンロールバンドに関する記事がいっぱいに詰まって…

藤沢周平「天保悪党伝」

講談「天保六花撰」が下敷き。 6人の「悪党」の活躍と寂しい行末。

池波正太郎「剣客商売(8) 狂乱」

これといって特徴のない巻。 詳細→ http://www.minc.ne.jp/~yoshir/yoshir/novel/kenkaku8.html

柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控(三)」

ハーフの子を養子に。 家庭を持ち、命が惜しくなった狂四郎。

伊坂幸太郎「終末のフール」

小惑星の衝突=地球滅亡を5年後に控えた、仙台のニュータウンに住む人々を主人公とする短編。連作。 キックボクサーのひと言が印象的。えっと、 「じゃああなたは何年後に死ぬつもりで生きてるんですか?」だっけ? あと、人を疑わない女の主人公。

溝口敦「暴力団」

古くから暴力団を取材し、「食肉の帝王」ではハンナングループを追及した著者が、「ですます」調で、暴力団の実態をわかりやすく解説する。 暴力団は斜陽らしい。

白石一郎「海王伝」

続編。「海狼伝」を読んでないとわからない。

城山三郎「粗にして野だが卑ではない」

粗にして野だが卑ではない—石田礼助の生涯 (文春文庫) 三井物産を経て、国鉄総裁。 国会で議員を「諸君」と呼んで驚かれたそう。 自宅は国府津。遠距離通勤。

伊坂幸太郎「モダンタイムス」(上・下)

「魔王」の50年後の世界。 「人生は要約できない」は名言。 謎解きはちょっと無理があるが、 この人の著作はクールな主張があって気持ちいい。 しかし、あんな妻はいやだな。「魔王」を完全に忘れていたので読み返す。 弟、岩手山が好きだった。そんで、オオ…

奥田英朗 「イン・ザ・プール」

変な神経科医師が出てくる短編集。主人公は患者。 2002年って昔なんだな。

柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控」(二)

狂四郎西へ。鼠小僧次郎長が相棒。若干雰囲気も軽く。 小唄を歌うのが好きになってきたようだ。 この本にも瀬戸内海の海賊が出てくる。江戸末期なのに。

桐野夏生「柔らかな頬」(上・下)

子の失踪は誰の「罪」か。 「世界がゆがんでいるのは 僕のしわざかもしれない」という、ある歌の一節を思い出す。 直木賞受賞作。

柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控」(一)

大衆的だけど深い。 悪として生きる定めを持った主人公の本を2冊続けて読むことに。 いや4冊か。

怒髪天「なんかイイな」

白石一郎「海狼伝」

織田信長の時代、海賊の一員として対馬から瀬戸内と流れ、のちに交易船の船大将となる笛太郎の話。直木賞作品。

船戸与一「山猫の夏」

血と死と暴力にまみれた本を、 静かに座って書く作者と、静かに座って読む読者。 登場人物は、煙草を「うまそうに」吸う。「ぐぐっ」と笑う。 作者は銃器マニア。

船戸与一「カルナヴァル戦記」

ブラジルの日本人を描く短編集。暴力。

只見

http://youtu.be/T03xcCNet8Q http://youtu.be/ny7ltp7s6yw

森絵都「風に舞い上がるビニールシート」

読みかけ。短編集。直木賞。

藤沢周平「隠し剣 秋風抄」

小さなユーモアと小さな感動。 シリーズ短編集第2弾。 盲目となった武士とその妻の話など。

松本清張「ゼロの焦点」

昭和30年代の石川県が舞台。探偵役は失踪した夫を探す妻。 断崖、寒村、雲り空。陰鬱な雰囲気が良い。

畠中恵「うそうそ」

若だんなが箱根に。長編。

池波正太郎「剣客商売 二 辻斬り」

秋山小兵衛と大治郎親子。

ロアルド・ダール「あなたに似た人」

ブラックジョークの短編集。

藤沢周平「時雨みち」

再読。紙漉の村を代表して江戸に出てきた兼七と、何も話さない紙問屋の奉公人おさんの話、「おさんが呼ぶ」を収録。

池波正太郎「剣客商売 十 春の嵐」

シリーズ第10作目にして始めての長編。 田沼意次と松平定信の確執、そして一橋家。

ロアルド・ダール「オズワルド叔父さん」

第一次大戦前後の英仏スーダンが舞台。 17歳オズワルドが媚薬で財をなす話。

フォーサイス「ネゴシエイター」(上・下)

1990年頃の話。 米国大統領の息子が誘拐される。 ソ連という響きが懐かしい。

ECRRのバスビー博士が福島県内を調査(7月)

テルル132(半減期3.2日)が会津若松で検出? 車のエアフィルターからアルファ線を検出。 ホールボディカウンターは無意味? 髪の毛を保存しておくべし。 「ECRRのバスビー博士が福島県内を調査」(7月) フクシマでの死者はチェルノブイリと同等の100万か…