仙台市若林区へ。がれきを積んだダンプカーがひっきりなしに行き交う。
ポツンと畑がある。ガッツだ。
荒浜地区にはこんな看板が。
荒浜小学校の校庭には壊れたバイクなどが並んでいた気がする。
「懐かしい未来へ」という手書きの看板を見たのは、このあたりだっただろうか。
松島を望む高台のそばに桜。
松島は観光客で賑わっていた。なんだかほっとする。
海沿いに車を走らせて、石巻に向かう。
石巻。被害の大きかった地区。
水産加工場から流され、道路の真ん中に。
石巻。
通りの脇のテントで、地元のボランティアの人が、さまざまな水産加工品を売っている。
すべて、その人が汚泥の除去に協力した工場で作られたものだという。
地元にファンが多いというさつま揚げを購入する。たしかにうまい。
日本最大の製紙工場、日本製紙石巻工場も大きな津波被害を受けた。
日本に一つしかない高額な機械の修理のために、フィンランドから技術者が招かれたと、あとで焼き鳥屋で聞いた。
操業を再開したものの、フル稼働にはほど遠く、大幅に人員が削減されているらしい。
被害の大きかった地区は、居住が制限され、そのせいで他の地域の地価が上がっているという。
石巻サンプラザホテル泊。
夜は一人、ホテルのそばのカウンターの寿司屋へ。混んでいた。
その後、焼き鳥屋で飲み続ける。
安くてまったりできる店だった。
再訪を約束する。