徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

ひとりキャンプ その17 暑い夜、猫と闘い、スイカで涼をとる

林間のキャンプ場が貸切状態に 

お盆休み、いつものキャンプ場なら雨が大丈夫そうなので、出かけることに。
群馬県秩父まで足を伸ばしたいのだが、天気予報は雨のままなのであきらめた。

受付にはいつもの猫。
昼寝している。
この日の予想最高気温は34度。
猫も暑さでぐったりしているんだろうか。

まだお盆休みに入っていない人が多かったのか、キャンプ場はガラガラだった。
遠くに他の客が一人だけいるが、視界には入らない。

暑いので昼食はそうめん(ねぎ、大葉入り)、えびの天ぷら。

夕方に少し仕事をすることになった。
車内で仕事をしていると、辺りが暗くなっている。

風もなく、日が暮れても暑い。

遅いおやつに、冷えたスイカ
種をまき散らしながら食べる。

夕食は、ぶりかま焼き醤油味、そうめん、ビール。

食後に、純米酒とピーナツ。


気温は27度ぐらいに下がったようだけど、湿度が90%以上。
蒸し暑くて眠れない。帰りたい。

夜中に猫にごみ袋を破かれる音がして、テントを飛び出す。
ぶりかまの残骸の匂いにつられたんだろう。
かわいそうだが、車の下に逃げ込んだから、必死にごみを取り返す。

翌朝、「お隣」は早くも7時に撤収。完全な「貸切」になった。

朝食は、今回も茹でたとうもろこしとコーヒー。

エンジン音のうるさいグループが来たので、近くの別のサイトに移動して、ふたたび貸切状態を味わってみる。

ピーター・バラカンのラジオ番組を、聴き逃がし配信で聴いている。
1973年のロック音楽を集めた長い特番も、終盤にさしかかっている。

木陰で動きの遅い雲を眺めながら、ブルース・スプリングスティーンの『ロザリータ』を久しぶりに聴く。
彼の作品のなかでいちばん好きな曲だ。

「だってさロージー、レコード会社が前金で俺に大金をくれたんだ!」

リリースから50年たつのに「ロックンロールの未来を観た」ような気分になりながら、しばらく寝転んで、ごませんべいを食べていた。

 

*今回の忘れ物
無洗米(結果的にはそうめんを堪能できてよかった)
小さいナイフ

 

*1985年4月13日、ブルース・スプリングスティーンの代々木体育館公演3日目は、ブートレグの販売サイトによると、こんなセットリストだったようだ。

1 BORN IN THE USA
2 PROVE IT ALL NIGHT
3 DARLINGTON COUNTY
4 REASON TO BELIEVE
5 ATLANTIC CITY
6 THE RIVER
7 OUT IN THE STREET
8 GLORY DAYS
9 THE PROMISED LAND
10 MY HOMETOWN
11 BADLANDS
12 THUNDER ROAD

13 COVER ME
14 DANCING IN THE DARK
15 HUNGRY HEART
16 CADILLAC RANCH
17 I'M ON FIRE
18 NO SURRENDER
19 BOBBY JEAN
20 ROSALITA
21 BORN TO RUN
22 RAMROD
23 TWIST AND SHOUT - DO YOU LOVE ME