徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

ひとりキャンプ その19 みすじの炭火焼きとラジオの名言

今回の忘れ物はコット  

スノーピークの株価が下がって、キャンプブームの終焉が叫ばれている。
ということは、晴れて暖かく風がない土曜日でも空いているかもしれない。
新たな場所が見つからず、またもや埼玉県のキャンプ場へ。

今回は忘れ物がないと思っていたのに、玄関に置いておいたコットを忘れた。
予想最低気温は5度。エアマットで大丈夫かとは思う。

 

また食料を買いすぎてしまう

生鮮食品が売りらしい、初めてのスーパーに立ち寄る。
いつもは肉より魚を優先しているのに、今回は珍しく肉を買う。
A5ランクの和牛のみすじ。160g980円。そして、いかを一杯。

テントを張る場所を確保したあと、近所の別のスーパーへ。

戻ると猫がいっぱいいる。
膝に猫。A cat on my knee.

f分の1揺らぎの音より、ラジオを選んでしまう  

キャンプ場に戻ると、近くに別の二人組がテントを立てている。

話し声が気になるので、ラジオを聴いてすごしたい。
ワイヤレスイヤホンの充電器が充電切れしているのに気づいて、USBコードを買いにまた車を走らせる。

遅い昼食:しいたけうどん、あじの刺身

夕食:やりいか刺身、げそ炭火焼き、そら豆焼き、みすじの炭火焼き、じゃがいもホイル焼き、新玉ねぎホイル焼き、牡蠣を軽くあぶったもの、ビールとワイン

すべてが、うまい、うますぎる。

ただ、どう考えても食べすぎだった。

今回も食材を買いすぎてしまった。

不要だったもの:ししゃも、パン、くるみ、米

ラジオでは、ピーター・バラカンの番組でボブ・テンチの追悼など。
ジェフ・ベックグループの人かぁ。

落語を聞くために選んだ聴き逃がし配信では、タブレット純に感動した。

予想通り、隣の客の声が高い。自分の家族だと思おう。夜が更けてゆく。

 

他人に「影響力」を与えていないことに絶望するのはやめよう 

朝食はコーヒーのみ。

「100分で名著」から派生したラジオの特別番組を聴く。
西田幾多郎善の研究』、「法華経」、アレクシェービチ『戦争は女の顔をしていない』について、専門家が語る。

 

気になった言葉のメモ。

若松英輔氏。

「自分のやってることが他者に向かって著しい『影響力』を持てないことに、無力感を感じることはやめたほうがいい」
「『影響力』で自分の営みを量ることがないように」

「『インフルエンス(影響)』は分かち合えない」「『意味』は分かち合える」

植木雅俊氏。

サンスクリット語の『アンアートマン』は『無我』ではなく、『我に非ず』」という説。自分以外の肩書などを自分だと思わないことが肝要。

ラジオ出演者の言葉に元気を得て、初春の散歩道を歩くことにする。