徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

ひとりキャンプ その13 バンガローに囲まれて猫の声を聞きながら眠る

静けさを求めて、重い荷物を持ってとぼとぼ歩く

足の指の怪我が治ってきたので、久しぶりのキャンプ。
最高気温は14度だそう。2月らしからぬ陽気。
飲みすぎで寝坊したが、渋滞中なので、さらにのんびり出発することに。

いつものキャンプ場に午後1時ぐらいに着くと、お気に入りの林間のサイトにはもう駐車の余地がない。
でも、川を渡った対岸のサイトはなぜか少し空いていたので、そこに場所を定める。

しかし、近くに団体さんが来そうだったので、仕方なく奥まった場所へ移動。バンガローに囲まれた場所にテントを設営することにする。
バンガローに人はいないが、どっちを向いても建物が視界に入ってしまうのがつらい。でも、静けさには代えがたい。


駐車場から離れているので、重い荷物を持って2往復もすることに。
イスを軽量のヘリノックスに替えたばかりでよかった。雨が降らない予定なので前垂れを上げるポールが要らずよかった。

遅い昼食は、うどん。かき揚げ・しいたけ・ねぎ入り。


自然公園を貸切にしたと思えばお得感も味わえる

このキャンプ場の端っこは、県の緑の保全地区に隣接している。夕暮れの誰もいない散策路。木立の中を、薪を拾いながら歩く。

でも、今回は焚き火ではなく、炭火をメインにしてみた。
初めて“カッコいい”バトニングナイフを入手したが、あまり活躍の機会がない。
夕食は、ほっけの干物の炭火焼き二枚。しいたけ焼き。ビール。日本酒。
生牡蠣を軽くあぶったもの。紅はるかの焼きいも。


日が落ちると、もうバンガローの壁が見えない。木々の影から星がのぞいている。


そして、今回もラジオを聴いている。
バート・バカラックが死んだ週なので、彼の作った曲が多い。94歳だったと言ってたかな?
トム・ヴァ―レイン、高橋幸宏、鮎川誠……。最近たくさんのミュージシャンが死ぬ。

ラジオでジャズの番組を聴きながら寝床へ。
重いコットでなく、エアマットだけだったが、寒くはない。
猫たちの鳴き声が聞こえる。春先の夜に聞こえる猫の鳴き声は、赤ちゃんの泣き声のようで、間近で聞くとどきっとさせられる。

起きたら8時。こんな遅くまで寝ていたのは初めて。

朝食は今回も水餃子の味噌汁。
晴れてきた。コーヒーを持って、隣接する“緑の保全地区”を散歩。
犬の散歩で坂道を登ってきた人を見かける。

ここ最近、おもにふるさと納税で揃えた装備の覚書
(◎印は今回がデビュー戦)
 ◎ヘリノックスのなんとかゼロ(めちゃくちゃ軽い)
 ◎バトニングナイフ(原某氏作。カッコいいが重い)
 ・スノーピークのクッカー(持ちやすい。ソトのバーナーが入る)
 ◎スノーピークのマグカップ(少し大きすぎた)
 ・ホーローマグ(これも大きすぎた。家でスープ用に)
 ・知らないメーカーの小型LEDランタン(明るくて重宝)
これからは、軽いものだけを増やしていこう。