徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち 新井紀子

著者は、数学者なはずなのに、法学部って書いてあった気がする。あと、大学でピアノがなんたら、って書いてあった気がする。

東ロボくんのプロジェクトのたぶんリーダーだった女性。

で、学生の読解力を調査するプロジェクトのリーダーだった女性。

 

今「AI」と呼ばれているものは、  AI工学だっけAI技術だっけ。本質的な意味でのAIじゃない。

 

「AI」は「意味」が理解できない。

「太郎は花子が好き」と「太郎はカレーライスが好き」の大きな違いがよくわからない。

で、案外、多くの人は、文章の意味を理解できない。

 

感想

理論的な考え方ができる人は、世の中で少数派。

理論的な話を理解できない人が、理論的な話をできない人の話を聞いて、「説得力がある!」と納得する。

人の中の愚かしい部分にアプローチすることが、ビジネスでの「成功」だと思ってしまう、人の中の愚かしい部分が、「賢さ」として賞賛される世界。

 

AI vs. 教科書が読めない子どもたち