徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2010-01-01から1年間の記事一覧

池波正太郎 「梅安針供養」仕掛人・藤枝梅安 四

藤沢周平 「日暮れ竹河岸」

最後の短編集。 江戸おんな絵姿十二景、広重の「名所江戸百景」。 「一枚の絵から主題を得てごく短い一話を作り上げ」た掌編を集めたもの。 杉本章子の解説が秀逸。 広重も出てきた「溟い海」がデビュー作だったんだ。

谷崎潤一郎 「痴人の愛」

谷崎潤一郎のマゾヒズム。ある種のホラー小説。

山本有三 「真実一路」

出生の秘密。自分を捨てた母。姉を育てた父。

井沢元彦「逆説の日本史 2」

やっぱり。だめだこりゃ

柴田錬三郎「弱虫兵蔵」

湊かなえ「告白」

バルザック 「ゴリオ爺さん」(上・下)

宮本輝「花の降る午後」

志賀直哉 「小僧の神様・城之崎にて」

ふうん。

日本×パラグアイ 2010年w杯

両者ひどかった。 体調が悪かったんだろうか。 疑問に思うのは、なぜ駒野にPKを蹴らせたか。 駒野がPK下手そうというわけではない。ディフェンスは、やることは単純だけど、 ミスをすると命取りになる商売だ。 けなされることが多く、ほめられることは少ない…

日本×カメルーン 2010W杯

1−0で日本がカメルーンを破った。 エトーには往年の輝きはなかった。 さて、この試合の展開、私には非常に面白く思えた。 読者がほとんどいないのは知りつつ、ほとばしる思いをここに。 予選の戦い方、本戦の戦い方の溝。 それは誰しもわかっていたはずなの…

サイモン・シン 「暗号解読」(上・下)

再読。なるほど、コードは単語の置き換えで、サイファーが文字の置き換え、ね。

サイモン・シン 「フェルマーの最終定理」

再読。

サイモン・シン 「宇宙創成」(上・下)

ビッグバン理論が受け入れられるまで。

奥村倫弘 「ヤフー・トピックスの作り方」

なるほど、元読売新聞の記者が編集部長。

電子書籍の衝撃

本は好事家の嗜好品になるのか。

藤沢周平 「闇の傀儡師」(上・下)

吉村昭 「大本営が震えた日」

開戦前の情報秘匿エピソード。

井沢元彦 「逆説の日本史 1 古代黎明編」 

なに? これ? ロジックが完全に破綻してる。 なのに、一見そう見えない語り口。 いちばんたちの悪いタイプの本ですね。 「倭」のルーツは「環」? 本気で言ってるのかな…。 そんなバカっぽい仮説のもとに、えんえん論理が展開する。 トンデモ本って嫌いじゃ…

伊坂幸太郎 「重力ピエロ」

面白い。「善」とは何か? これまた「出生の秘密」が出てくる。

城山三郎 「官僚たちの夏」

昭和30年代の通産官僚。働きぶりはモーレツだけど、エリート意識もかなり。

トルストイ 「復活」(上・下)

ロシア革命前によく書けたな。

乙川優三郎 「さざなみ情話」

重苦しい場面が続く。

城山三郎 「黄金の日々」

堺の商人、るそん助佐衛門が主人公。堺出身の千利休、今井宗久・宗薫父子らの話。石川五右衛門も登場。捕らえられた善住坊が道ゆく人に、竹ののこぎりで首を切られていく場面。大河ドラマで、よくもあんなシーンを放映したもんだ。

司馬遼太郎 「大盗禅師」

家光治世の江戸時代初期、由井正雪の乱と明王室再興を計る鄭成功の話が一つになった幻想小説。まとまりがない話だから全集に入っていなかったのか? 「国姓爺合戦」は、「王の姓=朱」をたまわった「爺=えらい人」の話、という意味らしい。 司馬氏は徳川の…

井上ひさし 「ブンとフン」

子供向け。おもしろい。

伊坂幸太郎 「フィッシュストーリー」

短編集。やっぱりうまいね。

井上靖 「天平の甍」

中国に留学した僧たちは長い年月を経てバラバラに。 そして鑑真をつれてくる。 「甍」のくだりがよい。ちなみに主人公は実在しない人物だそう。

花村萬月 「ブエナビスタ」

王国記2