徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2010-01-01から1年間の記事一覧

花村萬月 「ゲルマニウムの夜」

怖いのは嫌いだけど、、、真面目に書いてある。 王国記シリーズ、読んでみようか。

泉鏡花 「高野聖・眉かくしの霊」

僧が語る、本当にあった怖い話。

鈴木英治 「かどわかし」

なぜかシリーズ第3作目から読んでしまった。よくわからん。

伊坂幸太郎 「オーデュポンの祈り」

これは作者のデビュー作? 世間から隔絶された荻島で、主人公が会ったのは、未来を予知するかかし。 キャラの描き方が映像的で、漫画的で、うまいなぁ。 ひっぱり方も、伏線の張り方・解決も見事。一日で読まされた。

杉本苑子 「天智帝をめぐる七人」

また中大兄皇子。額田女王は妖婦として描かれている。

井上靖 「額田女王」

中大兄皇子、中臣鎌足・・・。

倉田百三 「出家とその弟子」

親鸞もいいな。 戯曲。

歌 その3

歌 その1

クリス・アンダーソン 「FREE」

なるほど。

和田竜「のぼうの城」

武州、忍城で城を預かることとなったのは、領民から「でくのぼう」の「のぼう様」と、面と向かって呼ばれる男。秀吉の小田原攻めと同時に、この城を襲うのは石田三成。 「誇り」とは何ぞや? というお話。

夏目漱石「吾輩は猫である」

笑える。 「中学教師に拾われた猫が語り手となって、周囲の人間模様を面白おかしく書いた」と、それだけ言うと、そんなに面白い本かいなぁと思うかもしれないけど、本当に頭のいい人は、そんな設定でも素晴らしい本を書けるんやな。 主人公は胃痛の中学教師…

鴨長明 「方丈記」

と、道元の「正法眼蔵随聞記」と、親鸞の「歎異抄」。 「徒然草」は読んでない。 ゆく川の流れは絶えずして、とクールな長明の無常観。 人の評価を気にして生きるなかれ、と繰り返す熱い道元。 そして馬鹿は馬鹿なりに、という姿勢の、意外と深い親鸞。

司馬遼太郎「竜馬が行く」(一)〜(八)

読みかけだったけど、もう一度。 尊王攘夷一辺倒だったあの時代に、開国と民主主義を標榜した竜馬。

吉川英治「親鸞」(一)〜(三)

善人なおもて往生遂ぐ、いわんや悪人をや、の親鸞。 9歳で出家、比叡山で修行の後、法然の元へ。遠流の刑を終えてのち、房州下妻へ。 二度の結婚。南無阿弥陀仏を唱えれば在家でもOKと、浄土宗を市井の人々に広める。 「宮本武蔵」と同時期の執筆らしい。