徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2011-03-08から1日間の記事一覧

井上ひさし「偽原始人」

偽原始人 (新潮文庫) 小学生が主人公の、子供向けの小説。精神科の医師と子供たちが会話をするラストシーンは、新聞の連載小説で読んだ記憶がある。あの頃は小学生だった、のか。 最終回しか読んでいなかったから、ひどくシリアスな話だったような印象を持っ…

山本一力「ジョン・マン 波濤編」

土佐の漁師見習い、万次郎が、鳥島で捕鯨船と出会うまで。 山本一力が、郷土土佐出身のジョン万次郎を描いた作品の第一巻。 いつものストーリー展開に飽きていたので満足。面白い。続きが楽しみ。 とはいえ、山本節とも言える言い回しが散見されて苦笑い。