徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

呼吸による内部被曝について計算してみた

「呼吸による内部被曝」はどれくらいなのかを試算。
素人のため、合っているのかどうか、まったく自信なし。

水蒸気爆発の影響で(? ドライベントの影響で?)2号機圧力抑制装置破損の影響で極端に放射線量が高かった3月15日と、比較的低めの26日について、資料の見つかった東京の数値で計算。<結果>
3/15 1日で6.32μSv (こんな日が1年続くと2300μSv!!)
3/26 1日で0.0148μSv (同 5.4μSv)

と、「まあ、今のところ、想像していたほどは高くないな」という結果に。
他地域はどうなんだろうか?
そもそも計算は合ってるんだろうか?
係数は当てになるんだろうか?<計算方法>
●東京都産業労働局が「大気浮遊塵中の核反応生成物」測定結果を公表している。(他県のものは、まだ見つけられない)
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.html
核種ごとに、Bq/立方メートルで表示されている。

●「内部被ばくに関する線量換算係数」(原子力安全研究協会)
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html
ここに核種ごとの実効線量係数があるので、これを乗じる。
ヨウ素132の表記がないためテルル132で計算。*テルル132はヨウ素132の娘核種(?)とのことなので、勝手に判断)

●1日の呼吸量を12立方メートルとする。
(成人男性の呼吸量の目安:1時間500リットル)

以上をかけ算。

<参考:大気中の核種のおよその平均値、これを元に計算した>
東京2011/03/15の平均(Bq/m^3)
ヨウ素131....23.3
ヨウ素132....23.7
セシウム134....5.4
セシウム137....5.1

東京2011/03/26の平均(Bq/m^3)
ヨウ素131....0.167
(その他は検出されず)