徒然MEMO

もともとは読書日記。今はよしなしごとをメモする場として。

2009-01-31から1日間の記事一覧

志賀直哉 「小僧の神様 城の崎にて」

ふうん。

安部秀樹 「不良のタオ」

台湾のアンダーグラウンドにいながら、老師の教えに目覚めた著者。昔から、喧嘩以外にも、読書や占い好きだったらしい。

石田衣良 「娼年」

解説の姫野カオルコによると、傑作とのことだが。

上田秀人 「侵蝕 奥右筆秘帳」

シリーズ3作目。舞台は家斉の時代の江戸。主人公は、奥右筆組頭の警護をアルバイトとして続ける柊衛悟。 老中松平定信から密かに探索の命を受けた奥右筆と衛悟のはなし。 家斉は暗愚に見えるが、実は……、という設定。大奥での駆け引きがおそろしい。 (講談…

藤沢周平 「密謀」(上・下)

上杉景勝家臣、直江兼続と、秀吉の遺志を継いだ石田三成。 本能寺のあたりから関ヶ原までを描く。 草の者たちと甲賀者たちの暗闘も。 しかし、作者は秀吉とか家康とか嫌いなんだろうなぁ。

押川國秋 「見習い用心棒」

元彦根藩士の兵六が敵討ちのために江戸で長屋暮らし。 飄々とした兵六と、長屋の人々の交歓を描く。 ほのぼの読めた。